高校生の頃ゲーム仲間で友人でもある、
「タク」と「馬超」が居た。
3人でよくゲームを遊んでいた。
SFCのストリートファイターⅡターボ、
マッスルボマー、ボンバーマン対戦、餓狼伝説スペシャル・・・その他もろもろ。
いつも楽しく対戦していたが時には負けまくったりすると雰囲気が悪くもなっていた。
そんな中リアルファイトにまで発展しかけたゲームがあった。
それが「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」である。
画像はアマゾンより。
どんなゲームか。。。
以下少しWikiより
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主人公であるくにお率いる熱血高校チームをはじめとする全4チームで、クロスカントリーや玉割りなどを行い、得点を競うゲームである。同社のゲーム『ダウンタウン熱血物語』(1989年)の続編的な作品で、操作方法などを踏襲している。セーブ機能はない。競技中の「殴る・蹴る・武器の使用」がルールで認められている。最大4人までの同時対戦が可能。
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最大4人対戦で出来るわけだがボクたちは3人でやっていた。
リアルファイト未遂の発端はボクと馬超の暗黙同盟であった。
タクとはわりと冗談を言い合える仲だったけれど、
馬超とはそこまで仲が良くなかった。
だからこそボクは馬超に対戦でも無意識にボコるようなことはしていなかった。
(ボコるとはボッコボコに叩きのめすの略、ボクたちだけ使っていた?)
で、このバトルロワイヤルでも無意識にその暗黙同盟が発動する!
まず馬超とボクの二人でタクを速攻で叩きのめし、
それぞれ武器を取り時間いっぱい延々と投げる行為をおこなったのだ。
動画を見てもらえばわかるがこのゲームでは武器を投げると点数が入るのだ。
タクは叩きのめされた後ず~っと武器投げ行為を見るはめとなった。
そしてよせばいいのにボクたちはこれを対戦中ほぼ毎度のようにやっていた。
タクは段々黙りだし少しの沈黙の後大激怒!!!
部屋を出て行ってしまった。
しかも・・・この後である。
ボクと馬超は全く反省もせずゲームを継続させ、
動かないタクのキャラクターをボコった後、
黙々と武器投げ行為という反則技を実行していた。
頭を冷やして?戻ってきたタクが犯行現場を目撃しまた激怒!!!
PCエンジンの電源を切られ二人で部屋を追い出されてしまったのであった。
これ以降「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」は、
ボクたちの中で日の目を見ることはなくタクの家で静かに封印されるのだった。
しかしボクと馬超の暗黙同盟は継続され、
タクを長い間苦しめるのであったw
少し前に久しぶりにタクと馬超と3人で飲みにいくことがあった。
15年ぶりくらいか???
タクは相変わらずゲーマーでありPSフレンドでもある。
しかし馬超はアウトドア派に大変貌しておりガラリと雰囲気が変わっていた。
飲みながら大運動会の事件話をしてみたが、
タク曰く「あれはひどかった!ありえない!」と、
今でも少し根に持っているようだった。
馬超はその時の事をあまり覚えていないらしく、
「もう一回やってみるか?」と言ったがタクが、
「絶対やらねえ!」と全否定されてしまった。
ちなみに飲み会の会話でも暗黙同盟は変わらず発動されていたw
また対戦すれば・・・オモシロイことになりそうだ(--)b
「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」のお話でした。
でわでわ(--)/